今年は、戦後80年という節目の年です。
裏千家15代家元、享年102歳の千 玄室大宗匠のインタビュー記事を読みました。
20歳で出征、特攻隊員として訓練を積み、出撃命令に備えていたそうです。ときには、携帯用茶箱でお茶を点て振る舞い、「俺がもし生きて帰って来れたら、お前のお茶、ほんまもんのお茶室で飲ませてくれや」と話す友の言葉に「帰れないのだ。全員、死ぬのだ」という思いが胸に迫ったと言います。
みんなが自分の故郷の方を向いて「お母さん!お母さん!」と涙を流し、叫んでたと書かれていました。
私たちは、多くの尊い犠牲のお蔭様で、今この様に生きているのだと思うと、「決して無駄にしてはいけない。一日一日を大切にして、より良い未来のために頑張らないと申し訳がない」と思いました。
私もさらに精進してまいります。
引き続き、どうぞ、よろしくお願いいたします。
